小針 直子
「寂しくなっちゃうね。」
頼りにされていたことを実感。
こばり なおこ
ショートステイ よしま
副主任(介護職)
2016年入職
Q.保育士から介護士に転身されたそうですね?
A.大学時代に保育士と介護福祉士の資格を持っていて、元々両方とも興味がありました。大学の実習では2週間泊まり込みで高齢の障がい者の介護も体験しました。その時に必要とされていると感じることができてうれしかった思い出もあります。保育士として6年働きましたが介護への興味が捨てきれず、転職を決意しました。
Q.保育士と介護士とに違いを感じませんか?
A.当初は周りから子どもと接する保育士と介護士とでは正反対だと言われていましたが、そんなことはなかった。同じ人(ひと)と関わる、対人支援の仕事であるということは同じです。お年寄りは人生の先輩なのでより尊敬しなければなりませんが、大きな差はなく、苦労もありませんでした。
Q.4月から副主任に昇任されたと聞きました。
A.まだ介護職歴は2年なのでまだまだです。指導する立場ではありますが、できるだけ自分が教わったことを教えていきたいと考えています。
Q.介護士になってからの思い出を聞かせてください。
A.前にいたサンシャイン よしま(特別養護老人ホーム)からショートステイへ異動する時に、利用者様から「寂しくなっちゃうね」と言われた。自分が頼りにされていたのかな、自分のやってきたことは間違っていなかったのかな、と思えました。
それとやっぱり「ありがとう」と言われた時や笑顔を見ることができた時はうれしいですよね。
Q.先日、ご利用者様と畑仕事をしたそうですね?
A.施設内にスペースがあったので、ご利用者様と畑作りできないかと提案して、実際挑戦してみました。ご利用者様がスコップを持って手伝ってくれ、一緒に農作業ができてすごく楽しかったです。
保育士時代に畑づくりや、散歩、おやつ作りなどを子どもとやっていたので、それに取り組む流れは分かっていました。前職の経験を生かせたと思っています。自分が楽しくないとご利用者様も楽しくないですよね。これからも自分とご利用者様が一緒に楽しめることをやってみたいです。